小久保が度重なるファインセーブで日本を救った(C)Getty Images 大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間7月27日、パリ五輪のグループステージ第2節でマリと対戦し、1-0で勝利。82分に山本理仁が決めたゴールを守り切っ…

小久保が度重なるファインセーブで日本を救った(C)Getty Images

 大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間7月27日、パリ五輪のグループステージ第2節でマリと対戦し、1-0で勝利。82分に山本理仁が決めたゴールを守り切った。

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 グループステージ2連勝を飾ったとはいえ、マリ戦は日本にとって苦しいゲームだったのは確かだろう。11分にはディアラにドリブルシュートを打たれ、44分にはディオマンデに強烈ミドルを見舞われる。いずれもGK小久保玲央ブライアンの好セーブで凌いだ。

 後半はさらなる苦戦を強いられた。マリの猛攻を受けた日本は押し込まれる時間が長くなり、63分にはペナルティエリア内でディアラに決定的なシュートを放たれる。またしてもGK小久保がビッグセーブで防ぐと、72分にFKからピンチ、試合終了間際にPKがあってもなんとか耐え、最後まで無失点で乗り切った。

 好守連発のGK小久保を中心とした大岩ジャパンの守備陣に、アフリカメディア『Afrique Sports』は「日本は堅固だった」と脱帽。ゲームをこう振り返った。

「前半を0-0で折り返したあと、マリは意気揚々と戻ってきたが、ゴールネットを揺らすことができなかった。ゴールを狙ったが日本の守備の粗を見つけるのに苦労し、いくつかのチャンスもモノにできない。そして終盤に獲得したPKも外してしまった」

 パリ五輪公式サイト掲載の試合スタッツでシュート本数は、マリの15本に対して日本が12本。数字からもマリ優勢のゲームだった事実が窺えるだけに、やはりクリーンシートに抑えたディフェンス陣の貢献は大きかっただろう。

 ちなみに優勝したアジアカップでも6試合中4戦で無失点。パリ五輪でもパラグアイに5-0、マリに1-0と堅守が光るが、次戦でもディフェンス陣は活躍できるか。グループステージ第3節のイスラエル戦は、現地時間7月30日21時(日本時間7月31日4時)キックオフだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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