◆パリ五輪 第2日 ▽バレーボール(27日・パリ南アリーナ) 男子1次リーグC組初戦が行われ、世界ランク2位の日本は、同11位の難敵ドイツと対戦。第3セットを奪い、セットカウント2-1と逆転した。第1セットは17―25で落としたが、第2セッ…

◆パリ五輪 第2日 ▽バレーボール(27日・パリ南アリーナ)

 男子1次リーグC組初戦が行われ、世界ランク2位の日本は、同11位の難敵ドイツと対戦。第3セットを奪い、セットカウント2-1と逆転した。第1セットは17―25で落としたが、第2セットを25―23で取り返し、第3セットも連取した。

 日本は第1セットを落とした。2―1から8連続で失点するなど、ドイツの勢いに押され気味。身長2メートルのグロゼルに何度もスパイクを決められるなど後手に回った。日本はタイムアウトを2回取って修正をはかり西田有志を中心に反撃を試みたが、挽回できなかった。

 続く第2セットで流れを取り戻した。9―12から西田のスパイク、高橋藍のブロックに続き、西田、石川祐希の4連続ポイントで一時逆転した。その後は相手の3連続ポイントで再び逆転を許したが、長身200センチの相手エース・グロゼルに連続ミスがあるなど、一進一退の攻防が続いた。最後は高橋、石川の連続得点でセットを制した。

 1―1で迎えた第3セットは、1―1から石川がポイントを奪って2―1とリードを奪うと、高橋のスパイクも決まって3連続ポイント。日本は3―2からさらに4連続で得点するなど、第1セットでの硬さも取れた様子。13―10でラリーから石川のスパイクが決まって14―10と優位に進めた。その後はお互いがポイントを奪い合う展開となったが日本は主導権を渡さず。第3セットも奪って、セットカウントを2―1と逆転した。