「高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭12-2履正社」(27日、大阪シティ信用金庫スタジアム) 大阪桐蔭が昨夏王者の履正社を五回コールドで下し、4年連続となる決勝進出を決めた。 立ち上がりはつまずいた。初回1死三塁で履正社の三走にスイングゴ…

 「高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭12-2履正社」(27日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭が昨夏王者の履正社を五回コールドで下し、4年連続となる決勝進出を決めた。

 立ち上がりはつまずいた。初回1死三塁で履正社の三走にスイングゴーのタイミングでスタートを切られ、3番・足立奈緒己外野手の二ゴロ間に先制を許すと、さらに2死満塁では押し出し死球とわずか1安打で2失点。大阪桐蔭の先発・中野大虎投手(2年)が苦戦した。

 ただ、その裏の攻撃から反撃開始。5安打で5得点の打者一巡の猛攻で試合をひっくり返すと、二回も四球などを絡めて再び打者一巡する間に5得点。わずか2イニングで9安打11得点と一気に試合を決めた。三回にもスクイズで追加点を入れるなど、点差が開いた中でも隙を見せず。11安打12得点で大勝した。

 履正社相手には2007年夏の5回戦で七回コールド勝ちして以来、17年ぶりのコールド勝利。昨夏決勝で敗れた相手に雪辱を果たした。