NBAは、7月25日(現地時間24日、日付は以下同)に2025-26から2035-36までの11シーズンの新たな放映権を手に…

 NBAは、7月25日(現地時間24日、日付は以下同)に2025-26から2035-36までの11シーズンの新たな放映権を手にしたメディアを発表。『The Walt Disney Company』(ディズニー)とのパートナーシップ契約を更新し、『NBCUniversal(NBCU)』、『Amazon Prime Video』(アマゾン・プライム・ビデオ)と新規契約を結ぶこととなった。

 その一方で、約40年間も続いた『Warner Bros. Discovery』は2024-25シーズンをもってNBA放映が終了。『NBA on TNT』で親しまれ、2000年からスタートした人気番組“Inside the NBA”も今シーズンで終了することに。

 先日『Front Office Sports』は、“Inside the NBA”のキャスト陣、チャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、ケニー・スミス(元ヒューストン・ロケッツほか)、アーニー・ジョンソンを雇うかもしれないと報じており、今後の動向が注目されている。

 そのうちの1人、バークリーは6月中旬に今シーズン終了後のテレビ業界引退を表明。ただ、2022年10月に10年契約を結んでいて、その契約が保証されない場合は『ABC/ESPN』、『NBC/Peacock』、『Prime Video』のいずれかのメディアへ移籍する可能性があると示唆していた。

 27日に『The Athletic』へ公開されたインタビューのなかで、バークリーはこう話していた。

「私の契約は10年間で2億1000万ドル(約321億3000万円)だ。(TNTスポーツは)すぐさま私のところへ来て、このサラリーを全額保証するか、それともカットするかを決めなければいけない。だが、サラリーカットなど絶対に認められない。そうなった場合、私はフリーエージェント(FA)になる」

 今シーズンが終了する来年夏の時点で、バークリーの契約は7年も残っているだけに、『TNTスポーツ』がこの男へどんな決断を下すのか、そして今後バークリーがFA移籍して他のメディアへ出演することになるのか注目していきたい。