(27日、第106回全国高校野球選手権群馬大会決勝 健大高崎5―1前橋商) 今春の第96回選抜大会で初優勝した健大高崎が群馬大会を制し、9年ぶり4回目の夏の甲子園出場を決めた。 前年優勝の前橋商との決勝。健大高崎は一回に1死一、三塁から4番…

(27日、第106回全国高校野球選手権群馬大会決勝 健大高崎5―1前橋商)

 今春の第96回選抜大会で初優勝した健大高崎が群馬大会を制し、9年ぶり4回目の夏の甲子園出場を決めた。

 前年優勝の前橋商との決勝。健大高崎は一回に1死一、三塁から4番の箱山遥人の犠飛で1点を先制。四回に前橋商の小池絆に本塁打を打たれて追いつかれたが、五回に1死満塁から箱山の犠飛で1点を勝ち越した。七回にも2点を加えた。八回には田中陽翔のソロ本塁打で突き放した。

 健大高崎は苦しみながらも、群馬大会の頂点に立った。

 3回戦では1999年に全国制覇を果たした桐生第一に延長十一回タイブレークの末に6―5で勝利。準決勝では2013年に全国制覇した前橋育英に九回に6点差を追いつかれて同点にされたが、延長十回タイブレークで1点を勝ち越し、9―8で決勝に進んだ。