大谷がマルチ安打と二盗を決めて躍動した(C)Getty Images  ドジャースの大谷翔平が現地時間7月26日(日本時間27日)、敵地 ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打数2安打1…

 

大谷がマルチ安打と二盗を決めて躍動した(C)Getty Images

 

 ドジャースの大谷翔平が現地時間7月26日(日本時間27日)、敵地 ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打数2安打1盗塁と活躍したが、チームは0-5で敗れた。

【動画】日米通算250本塁打達成!大谷翔平が右翼席へ31号アーチを放つ

 

 大谷は先発のフラムバー・バルデスとの対戦で初回の第1打席、初球を捉えて中前へ運ぶと、快足を飛ばして二塁打とした。しかし、後続が打ち取られて得点には至らなかった。0-1で迎えた3回の第2打席は左翼へヒット性の当たりを放ったが左翼手の攻守に阻まれて左直に終わった。

 バルデスは昨季まで3年連続2ケタ勝利を挙げている左腕で、大谷は過去の対戦で通算34打数4安打(1本塁打)で打率.118と苦戦していた。
 
 試合はアストロズに序盤に2点をリードされると、4回にジョナサン・シングルトンの2ランで0-4と4点差に広げられた。

 大谷は6回一死一塁の第3打席では四球、8回の第4打席は3番手のライアン・プレスリーから中堅への安打で出塁。さらに二塁への盗塁も決めて今季25個目。2021年に記録したキャリアハイの26盗塁まであと「1」となった。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで「ショウヘイ・オオタニは8回にシングルヒットを放ち、今夜3度目の出塁を果たした。ドジャースの攻​​撃陣は全体的に目覚める必要がある」と投稿していたが、この日は大谷が出塁しても後続が打ち取られて得点に至らなかった。

 大谷は前日の本拠地でのジャイアンツ戦では4打数2安打1打点の成績だった。8回の第5打席に変則右腕のタイラー・ロジャーズから31号ソロを放ち、日米通算250本塁打を達成。打球速度112.6マイル(約181.2キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、打球角度46度のアーチで、大谷は本塁打を確信して右手を突き上げた。

 試合前まで101試合に出場して打率.312、31本塁打、74打点の成績で、自身初の「30-30」(30本塁打・30盗塁)も射程内で、その先のトリプルスリー、「40-40」(40本塁打・40盗塁)、三冠王の可能性もある。

 また、この日は「3番・一塁」で出場予定だったフレディ・フリーマンが、三男のマキシマス君が滑膜炎に感染したため、急きょロサンゼルスに戻ることになった。

 頼れる男の欠場も影響したのか。フリーマンの分も大谷がチームを引っ張り、2安打1盗塁と躍動したが、打線がつながらず敗れてしまった。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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