◆バレーボール◇静岡県中学総体 ▽決勝 浜松修学舎2-0藤枝リアン(26日・エコパアリーナ) 準決勝と決勝が行われ、男子は浜松修学舎中が4連覇を飾った。女子は藤枝で活動するクラブチームのA―smileが初優勝。男女とも上位4チームが、全国切…

◆バレーボール◇静岡県中学総体 ▽決勝 浜松修学舎2-0藤枝リアン(26日・エコパアリーナ)

 準決勝と決勝が行われ、男子は浜松修学舎中が4連覇を飾った。女子は藤枝で活動するクラブチームのA―smileが初優勝。男女とも上位4チームが、全国切符を懸けた8月9、10日の東海大会(三重)に出場する。

 修学舎が2021年からのV4を飾った。身長181センチの近藤翔主将と、178センチの松村康平(ともに3年)の両エースが次々とスパイクを決めて、藤枝リアンを圧倒した。

 前日の準々決勝で勢いに乗った。伊豆市のクラブチーム・IZULUをフルセットの激闘の末に破った。近藤主将が「みんなの気持ちが相手を上回った」と言えば、松村も「全員で声を出して盛り上げることができた。その調子のまま、きょうも戦うことができた」と振り返った。

 22年夏に先輩たちは中学日本一に輝いている。しかし昨年は東海大会の3位決定戦で敗れ、全国切符を逃してしまった。「去年のような悔しい思いはしたくない。全力で戦う」と主将。県制覇にも気を緩めることなく、全国への最終関門へチーム一丸で挑む。

(里見 祐司)

 〇…A―smileは決勝で浜岡中にストレート勝ちして初V。1月の県新人戦で敗れた相手で、鈴木円佳主将(焼津中3年)は「リベンジができてよかった」と喜んだ。次は東海大会。静岡2位で臨んだ昨夏は2回戦で敗れて全国に進めなかった。サービスエース2連発で、この日の優勝を決めた太田原紗帆(六合中3年)は「練習してきたジャンプフローターサーブで、東海でも点を取りたい」と闘志を新たにしていた。