J1北海道コンサドーレ札幌MF原康介(18)が、初代表での経験を今後の飛躍につなげる。22~25日までU―19日本代表の国内トレーニングキャンプに参加した原が26日、宮の沢でチームに合流。この日はランニングのみで終えたが、初めて日の丸を着…

 J1北海道コンサドーレ札幌MF原康介(18)が、初代表での経験を今後の飛躍につなげる。22~25日までU―19日本代表の国内トレーニングキャンプに参加した原が26日、宮の沢でチームに合流。この日はランニングのみで終えたが、初めて日の丸を着けて過ごした日々に「身は引き締まりました」と笑顔を見せ、「刺激になったし、みんな年が近いので楽しかった」と充実感を口にした。

 札幌ではドリブルを買われ、主に左ウィングバックで起用されているが、代表では右ハーフを務めた。「チームと違うことが求められるので。難しいところはあった」と振り返ったが、練習試合ではゴールも決めた。「やってきたことは通用するなと。自チームで高いレベルでやれているので、そこまで差は感じなかった」。1年目ながらJ1で12試合に出場、2得点をマークしている能力はしっかりと示した。

 同代表は9月、U―20アジア杯予選に臨む。4年後には今回の年代らが主体となるロス五輪も待っている。「今まで五輪に出たいという気持ちはあったけど、今回選ばれてより現実的になった。1つの目標もできたし、高いレベルでやるためにも日々の練習で上げていかないと」。さらなる高みへ、1日も無駄にはしない。(砂田 秀人)