現地時間の7月25日、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)がパリ五輪・スペイン戦に挑んだ。その会場で、日本人サポーターが人気を博していた。  ロワール川の河畔にある歴史ある街、ナント。ここで、なでしこジャパンがパリ五輪の初戦に挑んだ。…

 現地時間の7月25日、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)がパリ五輪・スペイン戦に挑んだ。その会場で、日本人サポーターが人気を博していた。

 ロワール川の河畔にある歴史ある街、ナント。ここで、なでしこジャパンがパリ五輪の初戦に挑んだ。対戦相手はスペイン代表。現在、FIFAランク1位の国であり、昨年行われたワールドカップを制した“女王国”である。

 スペインはフランスの隣国とあって、地の利はスペインにある。会場には多くの同国サポーターが駆け付けていたが、現地入りした日本人サポーターも少数精鋭で応戦した。アニメキャラクターとなったり甲冑をまとったり、あるいは力士と化したり着物を着たりと、それぞれがジャパニーズカルチャーを前面に押し出した。

 そんな個性的な姿は、現地でも注目を浴びた。スペイン代表のサポーターや現地観戦しているフランス人観客らが、スマートフォンのカメラを手にしてシャッターを切ったり、あるいは一緒に撮ったりと、もはや“人気撮影スポット”に。順番待ちをする人まで出てくるほどだった。

■「NEVER GIVE UP!!」と書かれた「ゲーフラ」

 そんな“記念撮影”は試合前のスタジアムで盛んに行われたが、試合中は応援に専念。特にこの試合は、なでしこジャパンが先制しながらもボールを圧倒的に保持されて、ついには逆転される苦しい試合展開もあって、「NEVER GIVE UP!!」と書かれた「ゲーフラ」を掲げるなどした。

 なでしこジャパンは女王を相手に1-2での敗戦スタートとなったが、予選グループはまだ2試合ある。グループステージ突破をかけて、チーム・サポーターが一体となって次戦の勝利を目指す。

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