「日本ハム1-1西武」(26日、エスコンフィールド) 九回2死。勝利まであと1人としながら追いつかれ、引き分け。日本ハム・新庄監督は「いい投手戦で、引き分けで、いいゲームだったと思います」と振り返った。完封寸前だった加藤貴には「本人が一番…

 「日本ハム1-1西武」(26日、エスコンフィールド)

 九回2死。勝利まであと1人としながら追いつかれ、引き分け。日本ハム・新庄監督は「いい投手戦で、引き分けで、いいゲームだったと思います」と振り返った。完封寸前だった加藤貴には「本人が一番悔しいですね。よく投げてくれましたよ」とねぎらった。

 収穫もあった。不振だった松本剛が五回に左中間二塁打を放ち、先制点の起点となった。これが10日以来、21打席ぶりの安打。マルチ安打も記録し、「これをきっかけに乗ってくれると信じて。はい。信じてます」と期待を込めた。

 策は講じた。六回には1死一塁からエンドランを仕掛けたが郡司が空振り。七回は安打で出塁したレイエスに代走・五十幡を起用する勝負手を打ったが、盗塁死。追加点が奪えなかった。「まあいいんじゃないですか、引き分けで。負けなければね」。次戦で、今季最長の6連勝を狙う。