100年ぶりにフランス・パリで行われる夏季五輪が26日、開会式を迎えた。史上初めてスタジアム外で行われる開会式は、セーヌ川でフランス文化を象徴する多彩な演出で盛り上がった。 選手の入場途中には、仮面をかぶった何者かが、聖火のトーチ持って、…

 100年ぶりにフランス・パリで行われる夏季五輪が26日、開会式を迎えた。史上初めてスタジアム外で行われる開会式は、セーヌ川でフランス文化を象徴する多彩な演出で盛り上がった。

 選手の入場途中には、仮面をかぶった何者かが、聖火のトーチ持って、セーヌ川を空中から横断。再建作業中のノートルダム大聖堂では、作業員たちが音楽に合わせてパフォーマンスを披露した。フランス発祥のルイ・ヴィトンの作業場を通ると、パリ五輪のメダルが造られるフランス造幣局に到着。ヴィトンのケースにメダルが詰められると、セーヌ川の船上へ。船には競泳界のレジェンド、マイケル・フェルプス氏も登場した。

 代表的なミュージカル「レ・ミゼラブル」の映像にヘビーメタルバンド「Gojira」の演奏など、フランスを代表する多彩な演出が施された。