「ヤクルト6-9広島」(26日、神宮球場) 広島が二回に一挙9点を奪い、打撃戦を制した。勝負の後半戦で白星発進を決め、貯金を「7」とした。 0-2で迎えた二回に打線が大爆発した。矢野の3点適時三塁打で逆転に成功すると、ハッチ、野間、小園に…

 「ヤクルト6-9広島」(26日、神宮球場)

 広島が二回に一挙9点を奪い、打撃戦を制した。勝負の後半戦で白星発進を決め、貯金を「7」とした。

 0-2で迎えた二回に打線が大爆発した。矢野の3点適時三塁打で逆転に成功すると、ハッチ、野間、小園にも適時打が生まれるなどして、一挙9得点。3連打+6連打の計9安打で打線が面白いようにつながり、相手先発・山野をKOした。結局、二回は打者15人の猛攻。1イニング9得点は2022年9月10日・ヤクルト戦(神宮)以来となった。

 しかし、大量援護を受けた先発・ハッチがピリッとせず。初回と四回に村上に2ランを浴びるなど、五回途中6失点で降板。来日初勝利をつかむ絶好の機会で五回を投げきることができなかった。五回は2番手としてマウンドに上がった黒原が火消しを行い、塹江、ハーンらが好救援を見せた。

 3点リードの八回は、この日から1軍に再昇格した島内が約2週間ぶりに登板。最速158キロを計測した直球で打者を押し通し、1回無安打無失点でバトンをつないだ。