「ヤクルト6-9広島」(26日、神宮球場) 後半戦の“開幕”を託した先発・山野が誤算だった。三者凡退で立ち上がるも、二回に怒濤(どとう)の集中打を浴びて、自己ワーストタイとなる1回1/3を9失点でKO。重たすぎるビハインドとなる猛攻を序盤…

 「ヤクルト6-9広島」(26日、神宮球場)

 後半戦の“開幕”を託した先発・山野が誤算だった。三者凡退で立ち上がるも、二回に怒濤(どとう)の集中打を浴びて、自己ワーストタイとなる1回1/3を9失点でKO。重たすぎるビハインドとなる猛攻を序盤に受け、後半戦初戦を落とした。

 試合後の高津監督は「ちょっと彼にはコメントはありません」とピシャリ。今後についても「わからない」とだけ話した。伊藤投手コーチは「(同じ球種が)狙われている中で、真っすぐがね…死球を当ててからあんまり投げられなくなったから、そのへんやろな。彼の課題だな」と反省点を挙げた。

 山野は「自分のメンタル的な弱い部分が出たかなと思います。本当に、自分が失点しなければ勝てたと思うので。そういう意味で申し訳ないです」と言葉を絞り出した。