【パリ26日=小林玲花】27日に始まる体操男子の予選に向け、団体で2大会ぶり8度目の頂点を狙う日本代表がパリ郊外で最終調整。1時間弱、器具に触れて軽く汗を流した。 いよいよ本番が迫り、エース・橋本大輝(セントラルスポーツ)は「不思議な気持…

 【パリ26日=小林玲花】27日に始まる体操男子の予選に向け、団体で2大会ぶり8度目の頂点を狙う日本代表がパリ郊外で最終調整。1時間弱、器具に触れて軽く汗を流した。

 いよいよ本番が迫り、エース・橋本大輝(セントラルスポーツ)は「不思議な気持ち。ワクワク感の方が高い。全員、いい動きも出ていますし、何が起きても全員でつないで良い試合を作り上げていきたい」と意気込みを語った。

 橋本は、5月に右手中指を負傷。回復途中の7月上旬頃、さらに左肩を痛めていたことを告白した。「朝起きた時がちょっと痛いが、今、動く分には痛みはない。このまましっかり調整していけたら。試合までにうまく合わせられたら」とした。

 また、パリ入り後に左足首を痛めた谷川航(セントラルスポーツ)は、跳馬などで動きを確認。予定通り出場する見通しで、水鳥寿思強化本部長は「(谷川を入れて)オーダー提出で出した。明日のウォームアップによってどういう内容にするか調整する」と説明した。