「ドジャース-ジャイアンツ」(25日、ロサンゼルス) ドジャースのクレイトン・カーショー投手が昨年11月に受けた左肩手術から復帰し、今季初登板。4回6安打2失点で降板した。72球を投げて与四球2、奪三振6。ストライクは47球だった。 ドジ…

 「ドジャース-ジャイアンツ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が昨年11月に受けた左肩手術から復帰し、今季初登板。4回6安打2失点で降板した。72球を投げて与四球2、奪三振6。ストライクは47球だった。

 ドジャース一筋17年目、通算210勝をマークしてMVP1回、サイ・ヤング賞3回を獲得しているレジェンドは初回2死から中越え二塁打と四球でいきなりピンチを背負ったが、5番ベイリーを内角低めのスライダーで空振り三振に斬って先制点を許さなかった。

 二回は先頭を空振り三振。2死から内野安打を許したが、後続をピシャリ。その裏の攻撃で7番K・ヘルナンデスに適時打が飛び出し、ドジャースが1点を先制した。

 しかし、三回につかまった。先頭ソレアに左前打、絶好調のフィッツジェラルドには左越え適時三塁打を浴びて同点にされると、投手強襲打を背中左側に受けて逆転を許した。4番チャプマンにも中前へはじき返され、4者連続安打で無死一、二塁にされたが、そこから3者連続三振。圧巻の投球で本拠地を沸かせた。

 四回も先頭を119キロの縦割れカーブでバットに空を切らせて4者連続三振。2死からこの日2つめの四球を与えたが、追加点を許さなかった。

 36歳の力投にこたえるかのように打線が奮起。1点ビハインドの四回にK・ヘルナンデスが2本目の適時二塁打で同点にすると、女房役バーンズが2打席連続安打で3点目を奪って逆転に成功した。