広島・新井貴浩監督(47)が25日、アグレッシブな姿勢で後半戦も白星を積み上げていくスタンスを強調した。チームは2年連続で前半戦2位ターン。首位・巨人を1ゲーム差で追う上で「もっとガンガン行きたいなと思っている。もっとガンガン行くぞってい…

 広島・新井貴浩監督(47)が25日、アグレッシブな姿勢で後半戦も白星を積み上げていくスタンスを強調した。チームは2年連続で前半戦2位ターン。首位・巨人を1ゲーム差で追う上で「もっとガンガン行きたいなと思っている。もっとガンガン行くぞっていう形で」と力強く宣言した。

 前半戦は投手陣が大奮闘。先発陣は床田がリーグトップの9勝を挙げ、エース・大瀬良はリーグトップの防御率0・82と好成績を残した。自慢の堅守も随所に見られ、ロースコアの接戦をチーム全体でもぎ取ってきた。

 勝負の夏場を迎えるにあたり、選手には「今まで通り1試合1試合、頑張ってほしい」と背中を押す。後半戦もナイン一丸のスタイルは不変で「全員で戦っていく。あとは自分がしっかりする」と闘志を燃やした。

 ペナントレースの佳境に入れば若手は味わったことのない緊張感の中でプレーすることになる。そこでも攻めの姿勢は失ってほしくない。「代わらず失敗を恐れずにね。どんどんチャレンジしていってもらいたい」と新井監督。積極的な全員野球で大混戦のセ・リーグを抜け出す。