高卒4年目の右腕にとって、初めてのリリーフ登板だった。最速160キロを誇るオリックスの山下舜平大は20日の楽天戦で同点の十二回からマウンドへ上がった。 先頭に4連続のボールで四球を与えた。犠打で進められた後は、代打阿部寿樹に甘いフォークを…

 高卒4年目の右腕にとって、初めてのリリーフ登板だった。最速160キロを誇るオリックスの山下舜平大は20日の楽天戦で同点の十二回からマウンドへ上がった。

 先頭に4連続のボールで四球を与えた。犠打で進められた後は、代打阿部寿樹に甘いフォークを捉えられ、勝ち越しの左前適時打とされた。翌21日の楽天戦も七回に登板し、先頭にソロ本塁打を浴びた。

 1軍にデビューした昨季は先発で9勝を挙げ、新人王に選ばれた。昨オフに山本由伸(大リーグ・ドジャース)と山崎福也(日本ハム)がチームを離れたことで、宮城大弥とともに先発陣の柱に期待されていた。