フリーマン「難しいシーズンになると思っていた」 ドジャース・大谷翔平投手の活躍に同僚はいまだに衝撃を隠しきれないようだ。フレディ・フリーマン内野手は「理解することすら難しい」「この男の活躍を言葉にするのは難しいよ」と脱帽している。 米スポー…

フリーマン「難しいシーズンになると思っていた」

 ドジャース・大谷翔平投手の活躍に同僚はいまだに衝撃を隠しきれないようだ。フレディ・フリーマン内野手は「理解することすら難しい」「この男の活躍を言葉にするのは難しいよ」と脱帽している。

 米スポーツ局「ESPN」7月21日(日本時間22日)に公開したインタビューでフリーマンが応じたもの。同局のジェフ・パッサン記者から「想像もつかず、あなたが驚いたショウヘイ・オオタニのことについて教えてください」との問いかけに、2020年MVPの名一塁手、フリーマンが忌憚のない意見を述べた。

「彼はトミー・ジョン手術からリハビリしているから、難しいシーズンになると思っていた」とフリーマン。実際、開幕から40打席連続ノーアーチと大谷は足踏みしていた。しかし以降は打棒を発揮。前半戦でリーグ1位の打率.316、29本塁打、OPS1.035と驚異的な成績を残した。「怪我をして、リハビリをして、リーグ最高の打者になるのは精神面で骨の折れることだ」とお手上げの様子だった。

 続けて「(ショウヘイを)理解することですら難しいよ。4年間、球宴でショウヘイについてあれこれ聞かれて、今年から彼のチームメートになったけど、(いまだに)同じ感想だよ。(衝撃で)言葉がでてこないんだ。この男の活躍を言葉にするのは難しいよ」と脱帽。

 インタビューの最後には「彼が大きな怪我をして、リハビリ中に打率.320を打っていることを人々は忘れている。意味不明だよ。ハハハ」と、フリーマンは笑みを浮かべるしかなかった。同僚にして球界屈指のスターを“困惑”させる存在。大谷の凄さの一端が伺い知れた。(Full-Count編集部)