サーフィンのパリ五輪日本代表が24日、会場となるタヒチ(フランス領ポリネシア)で記者会見した。東京五輪銀メダルで、悲願の金メダルを狙う五十嵐カノア(木下グループ)は「楽しみと緊張でテンションが上がってきている。できることは全部やった。金メ…

 サーフィンのパリ五輪日本代表が24日、会場となるタヒチ(フランス領ポリネシア)で記者会見した。東京五輪銀メダルで、悲願の金メダルを狙う五十嵐カノア(木下グループ)は「楽しみと緊張でテンションが上がってきている。できることは全部やった。金メダルを取れる自信が持てている」と語った。

 初出場となる女子の松田詩野(TOKIOインカラミ)は「調子も徐々に上がってきている。五輪が終わるまでの全部の瞬間を楽しみたい」と抱負を述べた。

 この日は各選手とも海に入ってトレーニングに励んだ。タヒチは世界屈指の危険な波で知られ、男子の稲葉玲王は「一生忘れられないような波に乗って、メダルを取りにいきたい」と気合を入れた。オレアリー・コナーは「練習でいい波に乗れた。(タヒチは)一番好きな波」と本番を待ち望んだ。