「ドジャース-ジャイアンツ」(24日、ロサンゼルス) 大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースは24日(日本時間25日)、試合前に4選手の入れ替えを発表した。 左手死球骨折のムーキー・ベッツ内野手に代役として遊撃手で起用されていたベテ…

 「ドジャース-ジャイアンツ」(24日、ロサンゼルス)

 大谷翔平、山本由伸両選手が所属するドジャースは24日(日本時間25日)、試合前に4選手の入れ替えを発表した。

 左手死球骨折のムーキー・ベッツ内野手に代役として遊撃手で起用されていたベテランのミゲル・ロハス内野手を10日間の負傷者リスト(IL)に入れ、ジャイアンツから自由契約になっていたゴールドグラブ賞2回のニック・アーメド内野手と契約し、この日の試合で「9番・遊撃」で起用した。

 投手陣は、腰の張りで今月初めから離脱していたエース格のタイラー・グラスノー投手がこの日の試合で戦列復帰。同投手のベンチ入り枠を空けるために前日23日の試合で5回1失点で2勝目を挙げた新人右腕のランドン・ナック投手のマイナー降格が決まった。

 ロハスは20日のレッドソックス戦で守備中に右腕を負傷。プレーを継続したが、21日の試合で患部を悪化させて四回で途中交代した。当初は軽傷かと思われたが、球団医療スタッフは完治まで時間を要すると判断したとみられる。

 メジャー11年目のロハスはここまで67試合に出場し、打率・271、3本塁打、21打点、5盗塁、OPS・722。左手死球骨折で長期離脱のベッツに代わって6月17日から正遊撃手として奮闘していた。全内野をこなすユーティリティ選手としてだけでなく、遊撃にコンバートされたベッツをサポートするなど、リーダーシップを発揮しており、チームにとっては不可欠な存在だ。

 ドジャースの内野陣はベッツと正三塁手のマンシーがIL入り。新たに契約を結んだアーメドはメジャー11年の通算成績は打率・234、71本塁打、337打点。ダイヤモンドバックス時代の18、19年に遊撃手でゴールドグラブ賞を受賞している。今季はジャイアンツで52試合に出場し、打率・232、1本塁打、15打点。10日に自由契約になっており、7日以来の実戦に臨む。