現地時間の7月24日、U―23サッカー日本代がパリ五輪初戦に挑んだ。パラグアイが相手となったこの試合で、大岩ジャパンは5-0で大勝スタートした。  重要な第1戦を目前として、大岩ジャパンは選手交代を余儀なくされていた。現地時間23日17時…

 現地時間の7月24日、U―23サッカー日本代がパリ五輪初戦に挑んだ。パラグアイが相手となったこの試合で、大岩ジャパンは5-0で大勝スタートした。

 重要な第1戦を目前として、大岩ジャパンは選手交代を余儀なくされていた。現地時間23日17時から行われた前日練習で半田陸が不参加。スタジアムにも姿を見せることはなく、その理由が怪我であることが分かった。初戦まで24時間を切るギリギリの段階で、半田陸を本大会メンバーから外してバックアップメンバーだった鈴木海音が18人に入ることに。そして急遽、内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)をバックアップメンバーに召集していた。

 難しい試合になることが予想されたが、前半18分に三戸舜介が先制。そして同25分にパラグアイの選手が平河悠に対して危険なプレーをしたとして、VARを経て退場処分に。点数でも人数でも日本が優位に立って前半を折り返す。 

 追加点も三戸舜介だった。後半18分にゴールネットを揺らしたことで、チームは勢いに乗る。後半24分に山本理仁が、同36分・42分に途中出場の藤尾翔太が立て続けにゴールを奪って5点差に。そのまま試合を終了した。

■平河悠が負傷交代

 退場を誘発した平河悠が負傷の影響で自らピッチに座り込んで前半のうちに交代したものの、それでも攻撃陣が爆発したのはプラス。先発した選手が3得点、途中出場の藤尾が2得点と面白いように結果を残せた。

 今後、マリ戦、イスラエル戦と中2日での試合が続く。次戦は日本時間の28日午前4時キックオフで、今年3月に京都で行われた親善試合以来の対戦となる。強靭なフィジカルと組織力を見せつけられて1-3で敗れた相手に本大会でリベンジできるか。この勝利を勢いにして連勝をつかみ取る。

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