ブライトン&ホーヴ・アルビオンは24日の国立競技場で鹿島アントラーズとのジャパンツアー1戦目に臨み、5-1と快勝した。 シーズン真っ只中であり、明治安田J1リーグで優勝争いを演じる鹿島との一戦となるな一方で、主力数名の不在にまだチーム作り…

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは24日の国立競技場で鹿島アントラーズとのジャパンツアー1戦目に臨み、5-1と快勝した。

シーズン真っ只中であり、明治安田J1リーグで優勝争いを演じる鹿島との一戦となるな一方で、主力数名の不在にまだチーム作りの最中だったブライトンだが、査定中の若手もアピールしながら、終わってみれば5発。腰のケガから約5カ月ぶりの実戦復帰となる三笘薫も前半に見せ場をいくつも作り、歓声を集めた。

初陣白星のファビアン・ヒュルツェラー新監督は試合後の会見で「結果としては全体的に満足。テストマッチとはいえど、チームとしても、個人としても勝利というのは自信を与えてくれる」と総括した。

戦いぶりを振り返っても、ボールの有無にかかわらず、鋭い崩しを随所に披露したが、「攻撃も守備も完璧とはいかなかった」ときっぱり。ただ、即時奪回などの部分では「一体感をもってやれた」と話す。

そんなプレミアリーグ最年少の31歳指揮官はまた、前半出場の日本代表MF三笘薫に対する感想を問われると、「彼のパフォーマンスにも満足している」とし、

「彼のプレーを見ていると、心から楽しんでいるというのが伝わるものだった。母国でこのような形でプレーができる、楽しみにして待っていてくれたみなさんの顔を見れるのがすべてのパフォーマンスに表れていたと思う」

「それと、ボールタッチをしたとき、必ず何かをしているのが伝わるものだった。カウンタープレスでも、規律をもってして何をしようとね」

「そして、今週は彼にとってキツいものだった。彼が帰ってきたとあって、様々なイベントが企画されているしね。日本人はそうだが、彼は丁寧な人間で、断らない。チームとして彼をサポートしたいし、そんな彼を誇りに思う」

ブライトンのジャパンツアー2戦目は28日。舞台は同じく国立競技場で、東京ヴェルディと対戦する。