「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場) 全セを率いた阪神・岡田彰布監督は、壮絶な乱打戦に「えーっ、めちゃくちゃやん」とコメント。「(ボールが)飛ぶよな。なんか飛んでるからな。ピッチャーはたま…

 「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場)

 全セを率いた阪神・岡田彰布監督は、壮絶な乱打戦に「えーっ、めちゃくちゃやん」とコメント。「(ボールが)飛ぶよな。なんか飛んでるからな。ピッチャーはたまらん」と語った。

 以下、岡田監督との一問一答。

 -すごい試合。

 「えーっ、めちゃくちゃやん」

 -たくさんの打撃の記録が塗り替えられた。投高打低の時代に、これだけホームランが。

 「飛ぶんちゃうか、オールスター用のボールやろ。ちょっと小さいと、何か、ボールちょっと小さいような気もした。あれ、(オールスターのロゴの)名前入っているやん。なんか、(ボールが)飛ぶよな」

 -実際に手にとってみた。

 「いや、ボール持ってみたけどな。なんか飛んでいるからな」

 -お客さんは喜ぶ。

 「そらそうやけどお前、ピッチャーはたまらんわ(笑)」

 -オースティンは

 「分からん、分からん」

 -試合後のミーティングで選手たちに話したそうですが。

 「いやいや、もうみんなよう頑張ったからな、すごいの。セ・リーグの力を見せてくれたいう。なんかやられっぱなしのイメージがあったけどなあ。全然そんな感じじゃない、2試合やったからなあ」

 -桐敷はいい経験をした。

 「あんまり球数を増やすなと思うとったんや。真っすぐばっかりで(相手打者は)ファウルばっかり。変化球を放れと思っとんだんやけど」

 -表彰の争いも大変だから使うほうも大変だったのでは?

 「いやいや、だからお前、なあ。坂倉もうちょっと早う代えるつもりだったけど。ホームランがあったからなあ。おーん。だから、もう一打席打たそうと思って。俺らもわからへんからなあ」

 -やっぱり選手には賞をとらせたい。

 「いやいや、そらそうや。お前。やっぱり賞をもらったらうれしいやろ」

 -2日間はあっという間。

 「いや、それはあっという間よ、うん。まあ移動とかな、もう大変やったしな。まあ期間がな、こんな期間やからな。短くて。あー。(報道陣が)近寄ってきたら余計暑いわ(笑)」

 -代走の栗林選手は新井監督から。

 「え、そうや。いやいや、お前あんなにタッチアップせえへんから、お前びっくりしたわ。よっぽどやっぱあかん、悪いんやろな」

 -他球団の選手と接する機会もなかなかこういう時じゃないとないと思いますけど、どういった2日間に。

 「いやいや、そらあみんな力あるよ。やっぱりな。全然そらあ違うよ」

 -全セで新しい発見があった他球団の選手もいた。

 「そこまでは。それはもうみんな見てるからな、新しい発見なんかないけどな。やっぱりな。力あるなと思って確認はできたよな、やっぱりな。ここに選ばれてるやつやからな、それはな。それは全然違うもんな」

 -今日はお祭りだが後半戦の何かいいヒントも。

 「いやあそんなん。そこまではないけど。そんなんやっぱり、攻め方もやっぱり真っすぐばっかりになるしのう。こっちのピッチャーも、お前普段あんな真っすぐ投げるピッチャーまっすぐ投げるからあんな打たれるよな。それはオールスターやからな、しゃあないけどな。やっぱ試したい部分もあるんやろうな。自分のストレートがどのぐらい通用するかとかな」

 -各チームが点をとるのに苦労しているが、この2試合はすごく点が入った。

 「いやいや、でも、そんな配球せえへんやんか、そうやんか。なんかボールもちょっと違うような感じがするしなあ。6本、6本やろ、ホームラン?そんな出えへんやん。そんな出る試合ないやろ。公式戦で1試合に6本もホームランなんか」

 -分かっているとは思うが中日の高橋投手も簡単に。

 「簡単にな、やっぱ打たれるんよ、絶対な。そういうことやろ、結局は。なんぼまっすぐ155キロいても、そういうことやん。だから、いろんな配球とかなってくるやろ、抑えるには」

 -山崎福、床田とピッチャーにもヒットが出た。

 「ふふっ。まあ。二刀流したやつがボロボロなってもうた。そやろ?(笑)。こっちも床田ボロボロなってもうた」