（24日、第106回全国高校野球選手権栃木大会準々決勝 青藍泰斗7―1茂木） ノーシードで唯一8強入りの茂木。過去最高成績に並ぶ8年ぶり2度目の4強進出はならなかった。四球などが絡んだ序盤の4失点が痛かった。 それでも守りを立て直し、最後ま…
（24日、第106回全国高校野球選手権栃木大会準々決勝 青藍泰斗7―1茂木）
ノーシードで唯一8強入りの茂木。過去最高成績に並ぶ8年ぶり2度目の4強進出はならなかった。四球などが絡んだ序盤の4失点が痛かった。
それでも守りを立て直し、最後まで粘りを見せた。守りの要となったのが捕手で主将の手塚大裕（3年）。シード校の強力打線を相手に「外野フライを撃たせたら勝ち」と3投手をリードした。「みんなが心をひとつにして試合ごとに成長した。本当に楽しかった」と振り返った。
中学時代はオール栃木の一員に選ばれ、作新学院の小川哲平（3）年や、昨夏、甲子園で全国制覇を成し遂げた慶応（神奈川）のメンバーとプレー。「一緒に戦った仲間が活躍するとうれしいが、自分たちも負けていられないという気持ちが芽生えた」と励みにしてきた。卒業後も進学先で野球を続け、さらに成長した姿を見せるつもりだ。（津布楽洋一）
