「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ-全パ」(24日、神宮球場) サイクル安打に王手をかけていたロッテの佐藤都志也捕手が第5打席で二塁打を放ち、4安打の大暴れを見せた。 八回1死の第5打席。ヤクルト・大西との対戦になった中、…

 「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ-全パ」(24日、神宮球場)

 サイクル安打に王手をかけていたロッテの佐藤都志也捕手が第5打席で二塁打を放ち、4安打の大暴れを見せた。

 八回1死の第5打席。ヤクルト・大西との対戦になった中、2球目のストレートを完璧に捉えた。打球は上がらなかったが右翼線を痛烈に破る二塁打。二塁ベース上では思わず悔しげな笑みを浮かべたが、4安打の大暴れだ。

 六回無死満塁で迎えた第4打席では中日・高橋宏が投じた初球からフルスイングでアーチを狙った。2球で追い込まれて笑みを浮かべたが、最後は三振に倒れていた。

 佐藤は二回の第1打席で左前打を放つと、三回の第2打席では2死一、三塁から左越えの適時二塁打を放った。さらに四回2死一塁の第3打席は右中間を真っ二つに破る適時三塁打を放ち、貴重な追加点をたたき出していた。

 全パのコーチとして参加し、中継席に座ったロッテ・吉井監督は「ホームラン狙い出すと調子が悪くなるので、気をつけてほしい」と言いつつも「めったにない機会なんで。狙って欲しい」とエールを送っていた。二塁打を放った直後は、ベンチで笑みを浮かべていた。