TBS系「まさかの一丁目一番地」が24日、放送され、1992年、バルセロナ五輪の男子マラソンでレース中に靴が脱げ「コケちゃいました」の名言を残した、谷口浩美さんの現在が明かされた。 91年の世界選手権で優勝し、五輪でも金メダル候補だった谷…

 TBS系「まさかの一丁目一番地」が24日、放送され、1992年、バルセロナ五輪の男子マラソンでレース中に靴が脱げ「コケちゃいました」の名言を残した、谷口浩美さんの現在が明かされた。

 91年の世界選手権で優勝し、五輪でも金メダル候補だった谷口さんだったが、21キロ地点で集団の後ろの選手に靴を踏まれ、転倒。脱げた靴をはき直す大きなハンデを負いながら、8位に入賞した。

 64歳となった現在は宮崎に在住する谷口さん。番組が自宅を訪ねると、出迎えたのは、谷口さんよりずいぶん若い雰囲気の美女。谷口さんは「妻の理沙です」と紹介し、谷口さんとは22歳も離れた42歳であると明かされた。

 スタッフがなれそめを聞くと「結果的には、指導者とマネジャーでしたので」と説明。元々、陸上選手だった理沙さんは谷口さんと、指導者と選手という関係で知り合い、数年後に交際が始まり、ゴールインと結婚までの経緯がオンエアされた。

 現在は理沙さんが「サロンを経営し、家計を支え」、谷口さんは主夫業に専念という。谷口さんは「もうすぐ年金が出ますのでお願いします」と愛妻に手を合わせ「タオルをたたむのは得意ですから。今もちゃんと干して、扇風機までかけてます」と話すと、理沙さんは大笑い。選手時代と変わらない天然ぶりで、周囲を癒やしていることを示した。

 さらには11歳の長女と8歳の長男がいることも明かされた。ということは、56歳での誕生となり、「孫みたいなもんですから」と谷口さん。子供たちの通学時に交通整理をする「みどりのおばさん」ならぬ「みどりのおじさん」に勤しむ姿も紹介された。