「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ-全パ」(24日、神宮球場) ホームランダービーでまさかの珍事が起こった。ソフトバンク・近藤と山川の壮絶なバトルが延長戦へ突入する事態に。すると打撃投手を務めていた栗原が思わずその場に倒れ…

 「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ-全パ」(24日、神宮球場)

 ホームランダービーでまさかの珍事が起こった。ソフトバンク・近藤と山川の壮絶なバトルが延長戦へ突入する事態に。すると打撃投手を務めていた栗原が思わずその場に倒れ込んだ。

 まず23日の第1戦で近藤の打撃投手を務めた栗原は、見事サポート役として決勝戦に貢献。巨人・岡本和との死闘を制した。

 すると、この日は山川の打撃投手役としても登場。1回戦からアーチを量産させ、見事にソフトバンク勢の決勝戦へと導いたが、まさかの連投が決まった。

 決勝では近藤へ18球を投げ、8本のアーチをかけさせた。その後、ベンチから周東が給水役として水を差し入れ。息つく間もなく、山川に17球を投じ、近藤と同じ8本の柵越えで延長戦へ。これには栗原も倒れ込み、再び周東が水を持ってマウンドへ。スタンドからは「頑張れ、頑張れ、栗原」コールが起こるほどの盛り上がりを見せた。

 水分を補給し、持てる力を振り絞って2人にボールを投じた栗原。最後は近藤が5-4で山川を下し、解説を務めた古田敦也氏は「個人的に近藤賞があるんじゃないですか」「何か賞をあげてほしい」「ナイスボール」と絶賛していた。