KDDIは26日から都内のコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」で、未来のサッカー観戦の体験イベント「GINZA STADIUM TOUR 2030」を開催する。24日、先行内覧会が実施された。 イベント…

 KDDIは26日から都内のコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」で、未来のサッカー観戦の体験イベント「GINZA STADIUM TOUR 2030」を開催する。24日、先行内覧会が実施された。

 イベントでは「もしも銀座にサッカースタジアムを建設したら?」をテーマに、壁3面と床一面の映像で囲まれた没入感のあるバーチャルスタジアムを同施設の地下一階に構築。オリジナルチーム「FC GINZA 456」のサポーターとして、選手と同じグラウンドに立っているかのような視点から試合を観戦し、360度のプレー映像が楽しめる。得点が期待できるシーンに入ると、画面の指示に従ってフラッグを振ったり、手をたたいたりすることで演出が変わる仕組みも用意されている。

 KDDIブランドコミュニケーション本部ブランドマネジメント部の坂本伸一氏は「俯瞰(ふかん)でなくて選手と同じ目線での観戦をしたいという思いから生まれました。俯瞰で見るよりも選手との近さを感じる」と説明。また、パリ五輪に出場する「なでしこジャパン」の司令塔、MF長谷川唯の視野の広さになぞり「前にも後ろにも目がある、長谷川選手と同じように味わえる体験観戦ができる」とアピールした。

 スタジアムに流れる映像はあくまで空想の試合。将来的にサッカー日本代表戦やJリーグの試合との適応に期待が高まるが、坂本氏は「現時点では全く未定の状況。いつかはそんな観戦スタジアムができればいいなと思っている」と話した。

 イベントではほかに、オリジナルユニホームのバーチャルフィット体験コーナー、日本代表ロッカールームを模した展示コーナなどが用意される。無料で事前予約は不要。来年1月5日まで開催予定となっている。詳細は公式サイト、各種SNSまで。