「ドジャース5-2ジャイアンツ」(23日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が2本の適時打を効果的に放って、チームの5連勝に貢献した。1点リードの四回2死一、三塁から右越え二塁打で2点を追加し、3点リードの八回2死一、三塁の場面では…

 「ドジャース5-2ジャイアンツ」(23日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が2本の適時打を効果的に放って、チームの5連勝に貢献した。1点リードの四回2死一、三塁から右越え二塁打で2点を追加し、3点リードの八回2死一、三塁の場面では時速160キロ直球をきっちりと中前へはじき返し、ダメ押し点を挙げた。他の3打席はいずれも空振り三振だった。ドジャースは後半戦無傷の5連勝で貯金を今季最多タイの20とした。

 試合後の会見。ロバーツ監督は大谷が2安打3打点と3つの空振り三振を記録したことに「問題ない。3つの三振はどれもいい球だった。いい打席だと思った。ストライクゾーンの球を振っていた」と評価。「ずっといい続けていることだが、球の見極めができている限り、彼は本当に特別な選手だ」と話した。

 この日は球団イベント「ウーマンズ・ナイト」が開催され、企画の一つとして選手の登場曲を夫人が選曲。大谷は真美子夫人が選んだ人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の挿入曲「イル・ヴェント・ドーロ」が流れる中、打席に向かった。