パリ五輪サッカー男子のU―23日本代表が、24日午後7時(日本時間25日午前2時)にパラグアイとの初戦を迎える。* * * 南米予選で堂々の1位突破を果たしたパラグアイの“最強世代”が日本に立ちはだかる。 サッカー王国ブラジル、22年…
パリ五輪サッカー男子のU―23日本代表が、24日午後7時(日本時間25日午前2時)にパラグアイとの初戦を迎える。
* * *
南米予選で堂々の1位突破を果たしたパラグアイの“最強世代”が日本に立ちはだかる。
サッカー王国ブラジル、22年カタールW杯優勝のアルゼンチンを抑えて出場2枠の予選を首位突破した南米王者の実力は本物だ。
海外組は7人。FW三笘薫が所属するブライトンの10番エンシソ、ウルバーハンプトンのE・ゴンザレスの2人のプレミアリーガーに加え、名門ラツィオのD・ゴンザレスなど攻撃陣は役者ぞろい。OA枠をGKとセンターバックに使うことで、弱みだった守備陣の補強にも成功した。
10年南アW杯で日本と対戦した際は、0―0で迎えたPK戦決着で勝利。04年アテネ五輪でも初戦で対戦し、4―3で勝利した勢いそのままに銀メダルを獲得した。
W杯、五輪ともに日本と対戦したこの2大会が最後の出場と、近年は国際大会から遠ざかっていただけに、久々の大舞台に懸けるモチベーションは高い。(岡島 智哉)