「高校野球兵庫大会・準々決勝、東洋大姫路4-2神戸国際大付」(24日、明石トーカロ球場) 東洋大姫路が春夏8度の甲子園出場を誇る神戸国際大付を破り、2013年以来11年ぶりとなる4強入りを果たした。 初回から1死一、二塁の好機をつくり、相…

 「高校野球兵庫大会・準々決勝、東洋大姫路4-2神戸国際大付」(24日、明石トーカロ球場)

 東洋大姫路が春夏8度の甲子園出場を誇る神戸国際大付を破り、2013年以来11年ぶりとなる4強入りを果たした。

 初回から1死一、二塁の好機をつくり、相手の失策間に先制。続く、1死一、二塁では見村昊成外野手(2年)が右翼線への適時二塁打を放ち、追加点を奪った。1点リードの六回1死二塁では高畑知季内野手(2年)が左中間への適時三塁打をマーク。続く1死三塁ではスクイズでダメ押し点を入れ、試合の主導権を完全に握った。

 先発の阪下漣投手(2年)は9回7安打2失点で完投。スタメンに2年生が7人と下級生中心にメンバーで強豪を撃破した。履正社を全国優勝にも導き、2年前に同校に就任した岡田龍生監督(63)の手腕が輝いた。