「マイナビオールスターゲーム2024・第1戦、全パ6-11全セ」(23日、エスコンフィールド) “球宴男”の本領発揮だ。昨年は2試合連続本塁打を放ちMVPに輝いた日本ハム・万波中正外野手は4番で出場。3安打とホームの北の地で躍動した。「ホ…

 「マイナビオールスターゲーム2024・第1戦、全パ6-11全セ」(23日、エスコンフィールド)

 “球宴男”の本領発揮だ。昨年は2試合連続本塁打を放ちMVPに輝いた日本ハム・万波中正外野手は4番で出場。3安打とホームの北の地で躍動した。「ホームラン打ちたかったなという思いがめちゃくちゃ強くて。本拠地なので打ちたかった」と振り返った。

 三回は惜しい打球を放った。山崎伊のスローカーブを捉え、本塁打を確信するように歩いたが、わずかに届かずフェンス直撃の二塁打。「ちょっと原因は…専門家の方に。僕は行ったと思ったんですが」と苦笑いだ。

 スタメンには日本ハム勢が7人に元日本ハムのソフトバンク・近藤とロッテ・岡。「新旧日本ハム勢対全セ」の構図となった。さらに日本ハム勢は新庄監督の発案で、個々が歴代のユニホームを着用。万波は今季序盤の黒い期間限定ユニでプレーし、「新庄監督の考えることはすごいなと。歓声も上がっていましたし」と振り返った。

 第2戦は神宮での開催。「東京は生まれ育った街。昔、見に行っていた球場で野球をするのはあの頃の自分では信じられないし、それがオールスターだったら貴重なこと。かみしめて頑張ります」と今度こそ一発を狙う。