「マイナビオールスターゲーム２０２４・第１戦、全パ６－１１全セ」（２３日、エスコンフィールド） 格別な「デスターシャ」が響いた。お祭り騒ぎが、どんちゃん騒ぎに形を変えていく。主役は２打席連発のＤｅＮＡ主砲の牧秀悟内野手だ。「打ってみたいと…
「マイナビオールスターゲーム２０２４・第１戦、全パ６－１１全セ」（２３日、エスコンフィールド）
格別な「デスターシャ」が響いた。お祭り騒ぎが、どんちゃん騒ぎに形を変えていく。主役は２打席連発のＤｅＮＡ主砲の牧秀悟内野手だ。「打ってみたいとはずっと思っていた。（パフォーマンスを）他の選手と一緒にできましたし、みなさん待っていてくれたのでうれしかった」。２打席連発で笑顔のＭＶＰだ。
全セ５連敗という流れを止めたのは、各球団の４番や主砲らがズラリと並んだ超強力打線だった。快音が止まらなかったのは二回。４連打で２点の先制し、さらに４点リードに拡大。球場のボルテージが最高潮に達したのは２死三塁からだ。
まずは丸が球宴８年ぶりとなる右越え２ランでＧＯ砲を奏でた。すると牧が左翼への球宴１号で続き、岡本和は中前打。ここで村上も待望の球宴１号２ランを左中間へ運び、１イニング３本塁打を含む１０安打の猛攻。これまでの８得点を上回り、両リーグ通じて球宴新記録となる１イニング９得点を奪った。
さらに四回無死一塁は、牧が左中間へ２打席連発となる２号２ランで球場の度肝を抜き、ＭＶＰも見事に手中に収めた。
球宴ならではの雰囲気を楽しみながら、試合前には岡本和や中野、村上らとＷＢＣの“同窓会”。岡田監督とは中大の後輩、阪神・森下の話で花が咲き、「話せてよかった」と笑顔。憧れの詰まった場所で、また新しい夢が生まれていく。
