「マイナビオールスターゲーム2024・第1戦、全パ6-11全セ」(23日、エスコンフィールド) 全セが17安打11得点の猛攻で打撃戦を制し、21年の2戦目から続いていた連敗を5で止めた。 阪神・岡田監督は連敗ストップに、「5連敗と聞いてい…

 「マイナビオールスターゲーム2024・第1戦、全パ6-11全セ」(23日、エスコンフィールド)

 全セが17安打11得点の猛攻で打撃戦を制し、21年の2戦目から続いていた連敗を5で止めた。

 阪神・岡田監督は連敗ストップに、「5連敗と聞いていたので、ミーティングで何とか北海道の地でセ・リーグの力をみせようとハッパをかけました」と明かした。「北海道の人はセの野球は見てないと思うが、初めての地でびっくりするくらいすごい打撃を見せられて良かったと思います」とうなずいた。

 打線が二回、二刀流で出場した日本ハム・山崎福也から球宴新記録となる1イニング9得点の猛攻。丸、牧、村上に本塁打が飛びだした。球宴では過去、セパともにイニング最多得点は「8」だったが、これを上回る記録となった。

 四回には牧が2本目の2ランを放ち、2安打3打点となった。岡本和と村上が3安打。役者が存在感を示した。

 丸ポーズも披露した岡田監督は「今年はボールが飛ばないと言っていたが、すごく出てびっくりしましたね」と笑顔。広島・床田を代打で起用した采配については、「(全パは)山崎投手がDHに入ってたんで、最後チャンスがあればと新井監督からの推薦で。ちょうど回ってきたんで、いいヒットを見せてくれて良かった」と満足げだった。