サッカーの三笘薫が23日、所属するイングランド・プレミアリーグ・ブライトンのジャパンツアー2024での鹿島戦を控え、前日会見に出席した。 三笘は今年2月に腰を痛めたことでチームを離脱した。当初はシーズン中の復帰を試みたというがかなわず。「…

 サッカーの三笘薫が23日、所属するイングランド・プレミアリーグ・ブライトンのジャパンツアー2024での鹿島戦を控え、前日会見に出席した。

 三笘は今年2月に腰を痛めたことでチームを離脱した。当初はシーズン中の復帰を試みたというがかなわず。「プレシーズンに向けてやろうということで計画しながらリハビリをしていて。ボールを蹴り始めたのはシーズンが終わってからだと思います」と状況を説明。シーズンインへ向けてやるべきことは多いとしつつも「しっかりとプレーできる状態ではある」と語った。

 「怪我をする原因をつくっていたのは自分自身」と、これまでの負傷と同じく、自分を見つめ直したという。「日本代表の試合も見ていて、この中でプレーするというところは常に思いながら見ていました」とW杯アジア2次予選を勝ち抜いた仲間の姿から刺激を受けていたという。

 チームでは今季、ヒュルツェラー新監督が就任したが「後ろが4枚だったり3枚だったり、そこは変えながらプレーすると思います」とした上で、「ウイングからしかけるところだったり、1対1の局面をつくった中でのプレーが求められていると思います」と、基本的には自分が得意とする「左サイドでのプレーが多くなると思います」と語った。

 昨季は順調なスタートを切りながら負傷やコンディション不良でシーズンを通じた数字を残せなかった。「結果を出さないと生き残っていけないリーグだと思っている」と、まずはチーム内での生存競争での勝ち残りを目指す。