「超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)のメーンイベントの朝倉未来-平本蓮戦で予定されていたタレントの手越祐也の国歌独唱が中止になった件で、朝倉が23日、自身のSNSを更新。「手越さんに謝罪しろってDMくるけどなんで?俺は…

 「超RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)のメーンイベントの朝倉未来-平本蓮戦で予定されていたタレントの手越祐也の国歌独唱が中止になった件で、朝倉が23日、自身のSNSを更新。「手越さんに謝罪しろってDMくるけどなんで?俺は今回の試合に国歌斉唱いらないとしか言ってないし、歌う人が誰か発表される前に発信してるよ」と、困惑を綴った。

 同件に関してはRIZINは22日に公式Xでリリースを掲載。選手側からの要請やファンも含め反発があり、手越側に誹謗中傷が送られる事態に発展。協議の結果、手越から辞退の申し出があり、中止することを発表した。「弊社としてはこの一戦が少しでも世間の耳目を集め、より多くの方々に見ていただく方策として、このようなオファーをし、手越さんにはご快諾をいただいておりました。しかし、事前に我々から選手サイドへの説明不足もあり大きな反発を招くこととなってしまいました。加えて選手からの一方的な発信に乗じた人たちから手越さんへ直接、誹謗中傷やヘイトメッセージがSNSで送りつけられる事態となり、多大なるご迷惑をおかけすることとなりました。本当に申し訳なく思っております」と、手越に謝罪し「このような状況を受けて、我々は手越さん側とも急きょ話し合いをもち、どのようにすべきかを検討をいたしました。手越さんからは『あくまで試合や選手が主役。ボクは少しでもそれを盛り上げられればという思いで引き受けた。しかし、それが望まれていないのであれば今回の国歌独唱は辞退させてほしい』というお話をいただきました。本来であれば、今回の国歌独唱をはじめ、試合周辺のプロモーションや盛り上げは選手ではなく弊社の判断で決めることという認識ではありますが、現状においてここまでネガティブな様相になってしまったにもかかわらず、手越さんや手越さんのファンに悲しい思いをさせてしまったことを押し通して、これを完遂するという判断には至りませんでした。本試合における国歌独唱は取りやめさせていただければと思います」と、説明した。

 国歌独唱を巡っては朝倉未来は自身のYouTubeで国歌独唱自体に対して「なしにしてほしい。もともといらないと思っているタイプなんで。今回はタイトルマッチでもない。そこは理解してもらえると」と発言。平本は自身のSNSで手越に対して反発を示し、手越のSNSに直接辞退を求めるメッセージを送信したとみられるスクリーンショットを公開。その後「盛大に怒られました」とつぶやいていた。