静岡市などでつくる静岡マラソン実行委員会(委員長=岸田裕之・静岡商工会議所会頭)は22日に総会を開き、静岡マラソン2025を来年3月9日に開催すると決定した。ランナーらの要望に応え、フルマラソンの制限時間を5時間30分から6時間に延長する…

 静岡市などでつくる静岡マラソン実行委員会(委員長=岸田裕之・静岡商工会議所会頭)は22日に総会を開き、静岡マラソン2025を来年3月9日に開催すると決定した。ランナーらの要望に応え、フルマラソンの制限時間を5時間30分から6時間に延長する。

 静岡マラソンは2014年に誕生し、コロナ禍や警備費用増による休止期間を経て、24年に5年ぶりに再開した。

 フルマラソンのコースは24年と同じで、市役所静岡庁舎前をスタートし、市中心部から海沿いの国道150号を走り、JR清水駅東口にゴールする。高低差が少なく富士山や駿河湾の眺望を楽しめるコースで、日本陸上競技連盟の公認。コスプレなどの服装規定を緩和する(詳細は募集要項で公表)ほか、ゴール後に静岡の食を楽しめるキッチンカーなどを充実させる。

 フルマラソンは定員1万2千人(先着順)、参加料1万5千円。一般エントリーは10月3日から、ランナー向けサイト「ランネット」で受け付ける。ファンラン(11・6キロ)は定員1200人、参加料4千円で、市内在住者優先で受け付ける。

 運営費約3億6千万円のうち市が1億円を負担する。(斉藤智子)