球宴初出場の桐敷拓馬投手(25)が22日、日本ハム・万波とソフトバンク・近藤との対戦を待ち望んだ。プロ3年目で球宴初出場の桐敷が「本当にすごい方ばっかり」とする中で、日本ハム・万波とソフトバンク・近藤との対戦を熱望した。 左腕はここまで4…

 球宴初出場の桐敷拓馬投手(25)が22日、日本ハム・万波とソフトバンク・近藤との対戦を待ち望んだ。プロ3年目で球宴初出場の桐敷が「本当にすごい方ばっかり」とする中で、日本ハム・万波とソフトバンク・近藤との対戦を熱望した。

 左腕はここまで41試合に登板し、3勝0敗、24ホールドで防御率1・86と登板数、ホールド数ともにチームトップ、リーグ2位タイの数字を誇っている。対する万波は打率・252で13本塁打、近藤は打率・321で13本塁打。手ごわい打者の前でも「楽しみが一番ですね。それで結果がくればいいかなぐらい」と気負うことはない。

 昨季初出場したフレッシュオールスターでは初めてクローザーを任され、1回無安打無失点。3人全員を直球で仕留めるなど、大舞台での強心臓ぶりを発揮した。今回の球宴でも「真っすぐを思い切り投げたいなと思っているので、そこを見てもらえたら」。ド直球勝負でさらにパワーアップした姿を両リーグのファンに見せる。

 第1戦が行われるエスコンフィールドでの登板はこれまでなく、「メジャーチックというイメージ。きれいで開閉式で、今まで見たことのない球場かなと思うのでそこは楽しみ」と胸を高鳴らせた。さらに「床田選手は同じ左投手として、栗林投手には中継ぎとしてやっていることを聞いてみたい」と他球団の選手との交流にも心を躍らせている。スターが集う夢舞台。強打者を斬って記憶に残す。