(21日、第106回全国高校野球選手権南北海道大会決勝 札幌日大6―4立命館慶祥) 札幌日大は創部38年目にして悲願を果たした。春は2002年の選抜大会に出場しているが、夏は過去3度、南北海道大会決勝で涙をのんできた。森本監督は「今まで支…

 (21日、第106回全国高校野球選手権南北海道大会決勝 札幌日大6―4立命館慶祥)

 札幌日大は創部38年目にして悲願を果たした。春は2002年の選抜大会に出場しているが、夏は過去3度、南北海道大会決勝で涙をのんできた。森本監督は「今まで支えてくれた皆さんに恩返しができた」と万感の思いを込めた。

 この日は2年生の4番窪田の先制打などで中盤までに6点をリード。七回、同じく初出場を目指す立命館慶祥に2点差に詰め寄られたが、完封した前日の北照戦から連投の左腕、小熊が踏ん張った。投手力が甲子園をかけた試合の終盤で生きた。

 主将の菊地は「追い上げられてもみんな平常心でプレーができた。試合ごとに成長できたと思う」と胸を張った。=エスコン(畑中謙一郎)