「日韓ドリームプレーヤーズゲーム、日本10-6韓国」(22日、エスコンフィールド) 日本の糸井氏が劇的な一発で試合をひっくり返した。1点を追う六回1死二、三塁、右翼フェンス奥のブルペンにライナーで運ぶ逆転3ランを放った。歓喜に沸く中、ダイ…

 「日韓ドリームプレーヤーズゲーム、日本10-6韓国」(22日、エスコンフィールド)

 日本の糸井氏が劇的な一発で試合をひっくり返した。1点を追う六回1死二、三塁、右翼フェンス奥のブルペンにライナーで運ぶ逆転3ランを放った。歓喜に沸く中、ダイヤモンドを一周。ベンチで迎えた原監督とグータッチをした。

 五回の打席では中超え二塁打を放っていたが、その直後にインタビューを受けて「1本出たけど足りない」と話していた。本塁打直後のインタビューでは直後のインタビューで「興奮してます。最高です。狙ってました。ハハハ。実は練習してたんで。もう楽しいッス」と振り返った。

 この日は三回に右前打を放っており3安打猛打賞でMVP賞にも輝いた。中堅で出場した守備では三回、1死二、三塁から中飛を捕球。懸命のバックホームも最後はゴロとなるコロコロ返球で笑いを誘った。「肩がぐらぐら。ぐらぐらやで。投げとかんとやばい」と苦笑いしていた。それでも四回の守備では走者二塁で韓国打者が中前打。処理した糸井氏の低い返球は2バウンドで本塁に届いたが、捕手の里崎氏がポロリ。捕れていればアウトだったかもしれない微妙なタイミングだった。

 SNSでは「糸井サン…まだまだやれるやんw」「糸井嘉男をスカウトしてくれ阪神球団」「来週から現役即支配下でお願いします」「全然動ける」などと驚きの声が相次いだ。

 糸井氏は日本ハム、オリックス、阪神で活躍し2022年を最後に現役を引退した。