「高校野球広島大会・準々決勝、広島商10-1海田」(22日、ぶんちゃんしまなみ球場) 広島商が七回コールドで海田を下し、3年連続の4強入りを決めた。投打の歯車がかみ合った。 1-1の四回に打線がつながった。綾部晴慶内野手の中前適時打で勝ち…

 「高校野球広島大会・準々決勝、広島商10-1海田」(22日、ぶんちゃんしまなみ球場)

 広島商が七回コールドで海田を下し、3年連続の4強入りを決めた。投打の歯車がかみ合った。

 1-1の四回に打線がつながった。綾部晴慶内野手の中前適時打で勝ち越すと、3番・花本航志外野手の2点適時打で加点。その後も攻撃の手を緩めず、この回一挙6点を奪い突き放した。

 投手陣も力投した。先発したエースの西川雄也投手が6回途中まで1失点。後を受けた宮内草太投手、斉藤省吾投手は無失点だった。

 2安打2打点で勝利に貢献した花本は「西川が粘って投げてくれていたので、点を取りたかった。良かったです」と、充実感いっぱいに汗をぬぐった。

 準決勝は25日に尾道と対戦する。