ブラジル代表FWアントニー(24)のマンチェスター・ユナイテッド退団説に選手の代理人が言及した。 2022年夏にアヤックスでも指導を受けたエリク・テン・ハグ監督を追う形でユナイテッド入りのアントニー。テクニカルな左利きウインガーとして1年…

ブラジル代表FWアントニー(24)のマンチェスター・ユナイテッド退団説に選手の代理人が言及した。

2022年夏にアヤックスでも指導を受けたエリク・テン・ハグ監督を追う形でユナイテッド入りのアントニー。テクニカルな左利きウインガーとして1年目から公式戦44試合で8得点3アシストの成績を残したが、昨季は開幕後に浮上したプライベートでのDV疑惑も影響したか、38試合で3得点2アシストに終わった。

シーズン中盤戦まで続いた0得点0アシストの流れこそ断ち切ったが、総じてイマイチだった活躍ぶりもあってか、ジム・ラトクリフ共同オーナーからなる『INEOS』グループが着々と戦力整理も進めるなか、つい先日にアントニーも給与を負担するクラブが現れた場合に限り、レンタルで放出されうると報じられた。

イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、アントニーの代理人を務めるジュニオール・ペドロソ氏がその件に反応する形で沈黙を破ったとのことで、選手の意向に反するものと暗に一蹴したという。

「ローン移籍の可能性についての報道は目にしているが、アントニーの計画ははっきりしている。マンチェスター・ユナイテッドだ」

「彼は残留を望んでおり、マン・ユナイテッドのことだけに集中している。その件についてはすでにクラブとも話をしてある」

新シーズンもユナイテッドで戦うとなっても、元コートジボワール代表FWアマド・ディアロがこのプレシーズンでアピールしており、昨季以上に激しいポジション争いとなりそうだが、果たして。