「ドジャース9-6レッドソックス」(21日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、3点リードの五回の打席で中越えソロを放って4年連続30号を達成した。 後半戦初、4戦ぶりの一撃は観客席を越え、通路まで達する…

 「ドジャース9-6レッドソックス」(21日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、3点リードの五回の打席で中越えソロを放って4年連続30号を達成した。

 後半戦初、4戦ぶりの一撃は観客席を越え、通路まで達する飛距離144メートルの特大弾。驚異のアーチに本拠地は騒然となった。

 試合後、大谷は「良かったです。いい角度で上がりました」と笑顔。「一応見てはいたが、ちょっと目視はできなかった。どこに行ったか分からなかった」と振り返った。大谷にとっては今季2番目となるが、その規格外の飛距離にチームメートの反応を問われ、「みんな、『まあまあだな』みたいな」と笑った。

 大谷はレッドソックスの先発右腕クロフォードに対し、初回の打席は空振り三振。2-2の三回の打席は左飛に倒れた。第4打席は四球だった。チームは今季最多6発で逆転勝ちした。

 大谷はチーム状態に「逆転が多かったり、ものにできているのはチームとして勢いに乗っていけるのかなと思う」と語り、30号には「長打は持ち味だとは思うが、状況状況によって、今は1番なので出塁も大事。バランスも大事かなと思います」とうなずいた。