右肩腱板損傷のため戦列を離れているドジャースの山本由伸投手が21日(日本時間22日)、取材に応じ、「試合に投げられないというのは、すごく悔しく思いますし、そういった気持ちを強く持ってリハビリに励むことで1日でも早く回復することにつながるか…

 右肩腱板損傷のため戦列を離れているドジャースの山本由伸投手が21日(日本時間22日)、取材に応じ、「試合に投げられないというのは、すごく悔しく思いますし、そういった気持ちを強く持ってリハビリに励むことで1日でも早く回復することにつながるかなと思っています」と心境を語った。

 山本は6月7日のヤンキース戦では7回、移籍後最多の106球を投げ、2安打無失点の快投だったが、降板後に右上腕に張りが出たため、次回登板を延期。中7日の調整で臨んだ6月15日のロイヤルズ戦は試合前の投球練習時から患部に張りを感じながら登板し、2回、28球を投げ終えたところで自ら降板を申し出た。降板直後は右腕上腕三頭筋の張りと発表されたが、精密検査で右肩腱板に損傷が見つかった。

 約4週間のノースロー期間をへて投球を再開。現状について山本は「まだキャッチボールを再開して1週間ちょっとぐらいですかね、まだ試合のレベルには近くはないと思いますけど、不安なくしっかり投げられてますし、順調だなとは感じてます」と話した。

 故障の原因として球速が上がったこと、スライダーの多投、投球フォームなどが考えられるが、「蓄積したのもあると思うし、いろんな原因があると思います」と話すにとどめ、「今はとにかく試合レベルに持っていけるように取り組んでいます」と前を向いた。

 ドジャースは13日に山本を15日間の負傷者リストから60日間に移行。最短復帰は8月15日(同16日)となるが、「わからないです」と話すにとどめた。