「阪神12-3広島」(21日、甲子園球場) 広島は投手陣が崩れ今季初の2桁失点で大敗。連勝は3で止まり、18年以来6年ぶりの首位ターンを逃した。先発の九里が今季最短の2回2/3を6失点KOで6敗目。チームは2年連続の2位で前半戦を折り返し…

 「阪神12-3広島」(21日、甲子園球場)

 広島は投手陣が崩れ今季初の2桁失点で大敗。連勝は3で止まり、18年以来6年ぶりの首位ターンを逃した。先発の九里が今季最短の2回2/3を6失点KOで6敗目。チームは2年連続の2位で前半戦を折り返した。以下、新井貴浩監督との一問一答。

  ◇  ◇

 -九里は三回まで毎回四球とリズムに乗れない中、崩れた。

 「登板間隔がけっこう空いたので、逆に難しいところがあったのかなと。体も少し重そうだったし、元々(間隔を)詰めて投げた方がいいタイプなので。今日で一回、前半戦終わったからまたリセットして後半戦に向けて備えてほしい」

 -3得点だったが、打線も11安打。九回は途中出場の大盛が適時打を放ち、二俣も9球目を選んで四球。

 「ヒットは出ているし、最後も後から出た大盛もマティ(二俣)も、いいものを見せてくれたと思う」

 -二回は1死一、三塁からエンドランで三走・坂倉もスタートを切って矢野が適時内野安打。

 「こちらが意図していることを、みんなしっかりやってくれた」

 -三塁走者の“ギャンブルスタート”ではなくエンドランで得点を。

 「そうだね。二遊間も下がっていたし、相手投手を見ながら。コントロールもいいし、矢野なので。しっかりサイン通りに動いてくれて取れた先制点だったと思う」