ドイツ1部のボルシア・ドルトムントが、カップ戦用の新ユニフォームを発表した。あまりにも斬新なデザインが、世界中のファンを困惑させている。  ヨーロッパのシーズンの開幕が近づいている。クラブによっては昨シーズン中に発表したところもあるが、こ…

 ドイツ1部のボルシア・ドルトムントが、カップ戦用の新ユニフォームを発表した。あまりにも斬新なデザインが、世界中のファンを困惑させている。

 ヨーロッパのシーズンの開幕が近づいている。クラブによっては昨シーズン中に発表したところもあるが、この時期に新ユニフォームをお披露目するクラブもあり、ファンを楽しませることとなっている。

 ドルトムントはすでに5月にホームユニフォームを発表していた。さらに今回、カップ戦専用のユニフォームを発表したのだが、そのアイデアはかなり独創的なものだった。

 このカップ戦用ユニフォームのテーマは、歴史の再生だという。クラブの豊かな歴史に、あらためて敬意を向けている。

 クラブ最大の栄光は、1996-97年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇だろう。2012-13年シーズンには、その再現はならなかったものの、CLファイナリストとなっている。その4シーズン後には、国内のカップ戦であるDFBポカールを天高く掲げた。

 そうした栄光を詰め込んだのが、今回発表されたカップ戦専用ユニフォームだ。クラブのカラーである黒と黄色は変わらないものの、当時のユニフォームにインスパイアされたデザインをつぎはぎのように組み合わせて、ひとつのユニフォームを完成させている。昨季、準優勝となったCLでの2度目の優勝への思いが込められているのかもしれない。

■「すごいアイディアだけど」

 歴史を大事にするドイツの人々らしい発想だが、アイディアはあまりにも奇抜すぎる。新シーズンの国内カップ戦やCLで着用される前代未聞のユニフォームがクラブのSNSで発表されると、世界中からすぐさま反応があったが、困惑する声の方が多いようだ。

「いいね」
「ナイスだね」
「このユニフォームは…」
「あり得ない」
「すごいアイディアだけど、実現してしまったのは最悪」

 ドルトムントは現在アジアツアーを行っており、21日のタイでの試合でこのユニフォームが初披露された。次の試合での着用機会は、24日のセレッソ大阪との対戦となる。プレーはもちろん、見た目から驚きを提供してくれそうだ。

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