「阪神12-3広島」(21日、甲子園球場) 広島が逆転負けを喫し、連勝が3でストップ。今季初の2桁失点を喫し、甲子園での連勝も6で止まった。勝てば18年以来6年ぶりの首位ターンだったが、この日勝った巨人に抜かれ2位で前半戦を終えた。 先発…

 「阪神12-3広島」(21日、甲子園球場)

 広島が逆転負けを喫し、連勝が3でストップ。今季初の2桁失点を喫し、甲子園での連勝も6で止まった。勝てば18年以来6年ぶりの首位ターンだったが、この日勝った巨人に抜かれ2位で前半戦を終えた。

 先発・九里が大誤算だった。1点リードの三回。1死一、二塁から中野に左翼線への同点適時打を献上。その後、2死一、三塁となり佐藤輝に右前への勝ち越し打を浴びる。続く大山、前川、木浪にもタイムリーを浴びたところで降板。今季最短2回2/3を6安打6失点の乱調だった。

 六回には矢崎が大山に2ランを浴びるなど、6失点。七回には2年目・長谷部がプロ初登板。1回を無安打無失点に抑える好投を見せた。

 打線は二回に矢野が、チーム56イニングぶりの適時打となる内野安打で先制に成功。今季3度目の対戦だった西勇から今季初得点を奪った。五回には秋山が左中間を破る適時打を放つなど反撃。九回にも1点を返したが、及ばなかった。