「ロッテ6-10日本ハム」(21日、ZOZOマリンスタジアム) 日本ハムが逆転勝ちで5連勝。前半戦を3位で終えてAクラスターンを決め、新庄政権では初、日本ハムとしても2019年(2位)以来、5年ぶりとなった。打撃戦となったが、清宮幸太郎内…

 「ロッテ6-10日本ハム」(21日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムが逆転勝ちで5連勝。前半戦を3位で終えてAクラスターンを決め、新庄政権では初、日本ハムとしても2019年(2位)以来、5年ぶりとなった。打撃戦となったが、清宮幸太郎内野手の「サイクル超え」となる2打席連続弾を含む4安打の大爆発で打ち勝った。

 試合後、新庄監督は「すごかった。今日から清宮くんは寝ないです。後半戦まで」と、独特の表現で称賛。ただ、「信じません。まだまだ。まだ3本でしょ。今の時期10本は打ってないといけない選手」と、さらなる活躍を求めた。

 一方で、今季やや得点を奪った後の失点が目立つ伊藤大海については「彼が引っ張っていかないといけない立場。ああいう展開を毎回して、もうああいう展開になったら代えようかなと思う投手ではないから。しっかり点数をとったら、ビシッと次の回だけでもいいから抑えてもらわないとホント困るよね」と、奮起を促した。

 監督就任以降初となるAクラスターンとなったが「前半終えて、正直もうちょっと貯金(現在は4)は欲しかった。2桁は。前半の勢いからしてみたら」と率直に語りつつ「交流戦で苦しい戦いして、借金3までいって。で、また前半戦の戦い方を今できて。なんならこのオールスター休みいらない」と、現在の勢いには手応えを口にした。