7月26日のパリ五輪開幕を前に、世界から観光客が集まる「花の都」の様子が一変しました。開会式が行われるセーヌ川周辺では入場制限や厳重な警備態勢が敷かれています。 普段はたくさんの観光客らでにぎわうエッフェル塔周辺。限られた人しか入場できず…

 7月26日のパリ五輪開幕を前に、世界から観光客が集まる「花の都」の様子が一変しました。開会式が行われるセーヌ川周辺では入場制限や厳重な警備態勢が敷かれています。

 普段はたくさんの観光客らでにぎわうエッフェル塔周辺。限られた人しか入場できず、記念写真を撮る人でごったがえすイエナ橋も人影がまばらでした。

 ルーブル美術館も予約をした人などしか入ることができません。地下にある土産物売り場が並ぶ通りでは、多くの店舗がシャッターを閉めていました。路上に観光客の姿はほとんどみられませんでした。

 凱旋門周辺でも五輪関係者のレーンができるなど交通規制が敷かれています。一定の距離おきに警察官が立って目を光らせていました。