「オリックス5-12楽天」(21日、ほっともっとフィールド神戸) オリックスは4連敗。22年の8月2日~4日・西武戦以来、約2年ぶりとなる同一カード3連敗を喫し、借金5で前半戦を終えた。 先発の佐藤が序盤から打ち込まれた。初回に浅村に先制…

 「オリックス5-12楽天」(21日、ほっともっとフィールド神戸)

 オリックスは4連敗。22年の8月2日~4日・西武戦以来、約2年ぶりとなる同一カード3連敗を喫し、借金5で前半戦を終えた。

 先発の佐藤が序盤から打ち込まれた。初回に浅村に先制打を献上すると、鈴木大には3ランで点差を広げられる。二回小深田に四球を与え、続く太田の犠打をさばこうとしたが、佐藤が一塁悪送球を投じ、ここで降板。1回0/3を6失点(自責5)と期待に応えることはできなかった。「このようなピッチングになってしまい、チームに申し訳ないという思いしかありません」と猛省した。

 打線は6点を追う二回に杉本が藤井から5号2ランをマーク。満員のほっともっとフィールド神戸からは大歓声が上がった。しかし、序盤の大量失点が響き、逆転はできず。苦しい前半戦を象徴するような敗戦だった。